● 子どもが育つ魔法の言葉 ●
「子は親の鏡」
Children Learn What They Live.
ドロシー・ロー・ノルト
Dorothy Law Nolte
- けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
- とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
- 不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
- 「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
- 子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
- 親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
- 叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
- 励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
- 広い心で接すれば、キレる子にはならない
- 誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
- 愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
- 認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
- 見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
- 分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
- 親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
- 子どもに公平であれば、子どもは、正義心のある子に育つ
- やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
- 守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
- 和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる
「子どもが育つ魔法の言葉」より
作:ドロシー・ロー・ノルト 訳:石井千春 発行:PHP研究所
この詩「子は親の鏡」がドロシー・ロー・ノルト(Dorothy Law Nolte)によって書かれたのは、1954年です。ドロシー・ロー・ノルトは書籍「子どもが育つ魔法の言葉」の中で、「子どもは親を手本にして育ちます。毎日の生活での親の姿こそが、子どもに最も影響力を持つのです。そのことを、詩『子は親の鏡』で表現したかったのです。」と述べています。
ドロシー・ロー・ノルトさんと伊藤將史院長(東京にて)
ドロシー・ロー・ノルトさんは家庭教育に生涯を捧げる教育家で、40年以上にわたって家族関係についての授業や講演を行ない、家庭教育の子育てコンサルタントを務めてきました。3人の子をもつ母親、2人の孫の祖母であり、ひ孫も5人います。
アメリカ、南カリフォルニアに住んでいます。
2000年6月27日、ドロシー・ロー・ノルトさんが来日され、東京よみうりホールにて日本語訳「子どもが育つ魔法の言葉」出版記念の『フォーラム・子供と安全』が開催されました(後援:日本交通安全普及協会、PHP研究所、協賛:外務省の外郭団体フロンティア協会)。
フォーラムでは「チャイルドシートは今・・・(子供の不慮の事故防護活動)」について、当院の伊藤將史院長らと共に講演をされました。
その時の、ドロシー・ロー・ノルトさんと伊藤將史院長との約束で、当ホームページに著書「子どもが育つ魔法の言葉」を掲載しています。
そのフォーラム「チャイルドシートは今・・・」に寄せてドロシー・ロー・ノルトさんが書かれた詩をご紹介します。
チャイルドシートの唄
More safe than on their mother’s lap.
More protected than in their father’s arms.
For your kid’s sake,buckle them in.
For safety’s sake be a good example,buckle up too!
Dorothy Law Nolte
お母さんのひざの上より、安全
お父さんのうでの中より、安心
チャイルドシートがお子さんを守ります
子どもの手本になりましょう
お父さんとお母さんもシートベルトを!
ドロシー・ロー・ノルト